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減圧症を未然に防ぐ

浮上 減圧症を予防するには、ダイブテーブルに表示されたスピードを守って浮上することである。浮上をする時は、自分の排気した小さな泡を追いこさないこと。これは、浮上をする時にゆっくりと上がるのが原則となっている。日本で決められているダイブテーブルでは、浮上速度は1分間に10mと規定されているが、実際の浮上の際には、自分が排気した小さな泡を追いこさないスピードを目安にすることがベストだからである。エアーの残圧に余裕があればダイビングプランに組み込んだ安全停止の時間より1分でも長くとどまると、減圧症を確実に防げる。症状がなくても、気泡は体内に出来ているので、繰り返し潜水をするときは、潜水で体内に残留した窒素量に配慮する必要があるからである。ゲージ類をバディーとチェックしあう習慣をつけると良い。減圧症を未然に防ぐには、気づかないで深く潜ってしまったりするのを防ぐためである。

基本的なルールをきちんと守ること

減圧症を予防するには、ダイブテーブルと呼ばれる無減圧潜水に徹すること。この潜水法は浮上の際に減圧のための停止はせずに、通常の浮上スピードで水面まで戻る潜水のことである。無減圧潜水時間はダイブテーブルと呼ばれる減圧症に示されている。もし減圧が必要な時間になっていたら、ダイブテーブルに定められたスピードを守って浮上すること。