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自分の体調を管理する

水の中 水中では、地上と異なる圧力の支配する世界なので、不安のない体調で潜りたい。リフレッシュはできるが、睡眠不足や二日酔い、過労などでは避けた方が良い。減圧症(体の組織や体液にとけていた気体が、環境圧の低下によって体内に気化して気泡を発生し、血管を閉塞する障害のこと)の危険があるからである。耳・副鼻腔・歯の障害があったら潜水は中止すること。地上ではなんでもなくても、水中では痛みとなって襲ってくる場合があるからである。ほとんどが水中での圧力の変化によっておこるスクイーズというしめつけの減少である。主に耳、鼻、歯に症状が出やすい。耳抜きでは耳のスクイーズが取れるが、鼻や歯ではスクイーズが出来ないので中止すること。薬の服用は医師と相談して基準量よりも減らしてみること。そして無理をしない。体調に不安を感じて潜ることは、その原因がささいな事であっても水中では不安をもつこと自体がストレスになる。

潜るために、自分で体調を管理すること

リフレッシュは出来るが、疲労状態では潜らないこと。陸上と海の中では環境が違うからである。ダイビングは、ちょっとの体調の変化でも減圧症になりやすいので、体調を整えながら準備することが大事である。ダイビングは体力よりも、頭を使う要素の高いスポーツで、水中ではさまざまな器材を状況に合わせて使うので、安全かつ快適に行動したい。風邪気味の時は中止した方が良い。