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北国流アフターダイブの過ごし方

寒冷地のアフターダイブは、クラブハウスで暖まっていくのも良し。露店風呂で一杯も良し。とにかく自分のスタイルで決めよう。クラブハウスも港まで2分、ポイントまで5~10分というアクセスも、「北国ならではの過酷なダイブ?」というイメージを払しょくしてくれる。暖房は足元から体を温めてくれる床暖房で、顔がほてってくる内地の暖房とはまるっきり違う。夕食は新鮮な魚介類に舌鼓を打つ。「炬燵でアイスクリーム」も夢ではない。寒冷地でのダイブは、上級者の声に惑わされないように、謙虚に重ね着をすること。そして少しずつ脱いでいくのがコツである。フェイスマスクは必需品。両目と口の3穴フェイスマスクなので、口もとに注意したい。ドライスーツはラジアルドライスーツを選びたい。インナーは普段の2倍は必要と思うこと。これはレンタルも可能なので是非借りてほしいのが寒冷地用レギュレーターである。これがあれば大丈夫である。

寒冷地ダイビングのアフターダイブ

ショップ・アクアキャット ショップ・アクアキャットの鍵谷氏は、ここでダイブをするようになったのは最近で、最初は暖をとれずにリタイヤしてしまったが、次の年にはもうクラブハウスを立てて、わずか半年で繁盛したのはトドの魅力のおかげだと言う。トドのフィッシュウォッチングは、何回もぐっても飽きない。道内から訪れる週末ダイバーや札幌、小樽経由でやってくる内地ダイバーの元気の良さが北国でのダイブは真剣なのである。