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マクタン島での深い場所の魚

通常40mを超える超深場に住む魚なのだが、ここでは30mで見られる。おまけに結構近場まで寄れるので、チャレンジの価値あり。ヤツシハゼ属の一種は、背びれに特徴があり、オスとメスとでは柄が違う。 マクタンの海 個体数が多いので、簡単に見られる。30m以深で住んでいる名前の分からないベニハゼで、見落としがちであるが、とても体色がキレイ。オスは背びれがビーンなので、気をつけて観ること。ヤツシハゼ属の一種でイエローライナーズゴビーと呼ばれる魚は、体色が黄色なのできれい。マクタンにはたくさんいるうえに、簡単に近付けるので、誰でも見られる。マクタンに来て驚いたのは、ニチリンダテハゼと呼ばれるハゼ。これが一番多くいることで、普通の砂地まで住んでいる。ベニハゼの一種である体色が赤いものは、水深20m付近で普段はホバーリングしながら岩の下に住んでいるが、危険を察知すると動かない魚である。他にもいろいろな魚がいる。

セブのマクタン島にいる生物

水深30mに、超深場にいる魚もいる。フィリピンのマクタン島は、今まで見逃していた穴場であり、海のイメージがないとのこと。試しに潜ってみると、見事なマクロワールドが広がっている。深場の海では、広大なシルト(砂泥)の世界が広がる。ゆっくりと軟着陸したモノクロームセットの中には、あやしく光るお宝が顔をのぞかせている。かなり個性の豊かな個体が泳いているので、これは一見の価値がある。