藻場にいる魚

サラサハゼ 成魚になると体長15㎝を超えて、体色も黒くなるサラサハゼは、何処にでもいる普通種であるが、こだわってみると尾びれの黒点が個体になって違っている。イバラタツは、まだ小さく幼魚であるが、大人のイバラタツは見つめると後ろを向いてシャイである。幼魚とはいっても警戒心が強いので注意したい。体色が赤いイロイザリウオは、いつも同じ場所でエスカを振りながら餌を食べるアイドル的存在。ヒメオニオコゼは、砂の中に隠れて通りがかる魚を食べてしまう魚で、うっかりダイバーにみつかるとヒレを広げて固まってしまうのが面白い。刺されたら痛いので注意したい。このあたりでは一番多いのがイシヨウジと呼ばれる魚で、産卵などの生体行動が見られるうえに、咽の下がとてもきれいである。悲鳴化は、体長1㎝の極小なイカ。昼は岩の下に隠れていて、夜になると出る。小さくても擬態はするし墨も吐く。他に藻場にいる魚もいる。

海底の浅い部分にいる生物

フィリピンのマクタン島の藻場にて発見された魚達は、大きくなると、40㎝にもなるので、砂の上でじっとしているが、外敵が近づくと首を振って威嚇する生物までもがいる。ロングスノードパイプフィッシュと呼ばれる魚がそうである。ここはダイビングでじっくり観察するのが一番である。魚の中には、警戒心が強いものがあるので、そこだけ注意したら見られる。