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スロープをたどる

最初に見つけたのはイソバナエビ?とも思われる小さい魚。探すのがあまりにも小さく、みつけにくい魚で、名前がイソバナエビでもソフトコーラルにもつくのではという疑問がわく。ミズタマサンゴにチョコンと乗っていて可愛いのがアカスジウミタケハゼ。体色が赤く、ミズタマサンゴの上に乗りやすいので良く探してみること。風体からタツノオトシゴと勘違いしやすいのはニシキフウライウオで、オスが卵を持つように思う人がいるが、大きな体のメスが卵を腹ビレに抱えて育てるのである。イソギンチャクの付け根や裏側に隠れて暮らすカニがマルガサミで、いろいろなイソギンチャクの中についているので、丹念にのぞくと見つかる。個性的な顔立ちのシマヒメヤマノカミは、体に比べて目が大きい。体中にイソギンチャクをつけているこのカニはミミズクガニで、夜行性である。他にもいろいろな個性の魚がいる。

スロープには個性的な生体がいる

スロープ スロープも潜ってみると面白い。もともとマングローブ域を含めていろんな環境がコンパクトにまとめられているので、いろいろな個体が生活をしている。特にスロープ付近では、いろいろな種類の個体があり、まるで一種の商店街のようなにぎやかさである。サリサリストアのような雰囲気な海である。(サリサリストアとはセブにある雑貨やさんのこと)